おいしいりんごが
できるまで

私たちが栽培したりんごが、
皆様にお届けされるまで。
りんご畑の景色は
四季折々、美しく変化します。

What We Do until We Harvest Apples

りんごがお届けされるまでの工程をご紹介します
剪定
2月~4月
シーズンの始まりは、木のお手入れ「剪定」から。「りんごの木をどう仕立てて育てるか?」今後の将来性を決める、とても大切な作業です。病気になってしまった部分や、枝が密集し風通し・日当たりが悪くなりそうなところを1枝ずつ確認しながら切り落としていきます。ぼさぼさに伸びた枝を切るのは、ヘアカットのようで、切った後のりんごの木はとってもすっきりして見えます。
施肥
4月、12月~1月
「安心安全なりんごを作るには、まず土づくりから」。私たちのモットーでもあります。減農薬栽培を行うことで外から木を保護することが減るため、病気にならない強い木の栽培が目的です。かといって、肥料を与えすぎては悪影響のため、ほ場ごと、木のコンディションを見ながら量や種類を調節します。当園では、牡蛎殻を粉砕したものや、植物性由来のたい肥等を使用し、化学肥料に頼らない土づくりを目指しています。
施肥
4月、12月~1月
「安心安全なりんごを作るには、まず土づくりから」。私たちのモットーでもあります。減農薬栽培を行うことで外から木を保護することが減るため、病気にならない強い木の栽培が目的です。かといって、肥料を与えすぎては悪影響のため、ほ場ごと、木のコンディションを見ながら量や種類を調節します。当園では、牡蛎殻を粉砕したものや、植物性由来のたい肥等を使用し、化学肥料に頼らない土づくりを目指しています。
わたしたちのこだわり
防除

防除

農薬散布は、りんごの芽がでる3月中旬ごろから、収穫2-3週間頃前まで定期的に行われます。スピードスプレイヤー(略してSS)と呼ばれる赤い特殊な農作業車は、シーズンインすると飯綱町のあちこちで大活躍しています。当園は農林水産種の定める「特別栽培農産物」ガイドラインを満たす減農薬栽培を行うべく、この地域の慣行レベルより使用回数50%以下に抑えています。環境にやさしく、人体に影響が少なく、また使用を減らしたうえでもきちんと効果を出すためには?毎年、仲間たちと農薬の勉強をしながら、防除計画立案し、常に天候や農作物の状態を見ながら行っています。
収穫まで随時
接ぎ木
3月~4月
りんごの品種を増やす・減らすことに直結する仕事です。古く寿命を迎えた樹や病気になってしまった樹を伐採・伐根して新しく苗木を植えるほかに、接ぎ木と呼ばれる方法があります。新しく増やしたい枝(穂木・ほぎ)を数cmに切り、土台となるりんごの樹(台木・だいぎ)に切れ込みを入れて差し込み、人為的に接着・融合させていきます。そのため、1本のりんごの樹に複数種類のりんごを成らすことも可能です。新しく植えても、接いでも、安定して収穫できるようになるには数年かかります。
花摘み
5月上旬
飯綱町では例年、ゴールデンウィーク頃にかけて、桜にも似たやわらかなピンク色の花が町中で咲きほこります。りんごの花は品種によって若干かたちに違いがありますが、どの種類でも1か所に5-6輪の花がつきます。花摘みは、中心にある花、中心花とよばれる真ん中に咲いた花を残し、周りの花をひとつづつ落としていく作業です。すべて手で行います。仕事ながらも、花を楽しみながら仕事ができる、とてもいいシーズンです。
摘果
5月中旬~8月
受粉したりんごの花がだんだん大きくなり、すこしずつりんごらしくなってくると、花摘みは摘果(てきか)と呼ばれるようになります。1周目は花摘み同様、1カ所に1つの幼果をのこします。2周目は枝全体になっているりんごをみて、どれを成長させていくかを決め、バランスよく落とします。多すぎてはりんごが小さくなったり枝が折れる原因となったり、少なすぎてはりんごが出荷基準以上に大きくなりすぎたりしてしまうからです。果実が肥大してもぶつからず、風通しがいい状態をイメージしながら、少しすっきりしたくらいで仕立てていきます。
葉摘み
8月~10月
字の通りりんごの周辺にある葉を落としていく、赤いりんごの色をきれいに出すために行われる工程です。日光(紫外線)にあたる時間が長いと、りんごの中のアントシアニンという色素が増え、果皮にきれいな赤い色入ります。葉に覆われた位置にあるりんごや、木の下の方になっているりんごなど、ひとつひとつに日光があたるようにしますが、葉を落としすぎると却って養分が足りず色づきが悪くなってしまったり、日焼けをしてしまうので、落としすぎは要注意。
収穫
8月下旬~11月
最も忙しくも、最も華やかな最盛期のシーズンです。高所作業車やはしごを使ってひとつずつ手作業で収穫。はさみ等は使わず、親指と中指でりんごを持ち、人差し指で果柄(かへい・枝とりんごの間の部分)をおさえて傾けるだけ。完熟しているものは、力を加えずともぽろっととれます。その場で丸かじりして味をチェックも怠りません。同じ品種でも、ほ場や樹によって食味がちがうため、味見も大事な収穫作業の一環です。
選果
8月下旬~11月
りんごを収穫したら、当園ではすべて自宅倉庫に持ち帰り外観の確認、選果を行います。目視でひとつずつ、傷、完熟具合、大きさ等をチェックし、それぞれに分けてコンテナ箱に保管。在庫把握・次の工程の梱包作業が楽になるよう、できるだけ細かく選別して分けて保管します。
荷造り&発送
8月下旬~2月
販売先・お客様からの注文形態に応じて、梱包の仕方は実に様々。専用の納品箱にバラ詰めしたり、モールドと呼ばれる台紙にサイズを揃えて入れたりと、色々な梱包形態で対応しています。梱包前にもう一度傷などがないかチェックすることも怠りません。りんごの大きさ・規格・重量、または加工品との同梱など、お客様のニーズに応じて可能な限り対応させていただきます。
花摘み
5月上旬
飯綱町では例年、ゴールデンウィーク頃にかけて、桜にも似たやわらかなピンク色の花が町中で咲きほこります。りんごの花は品種によって若干かたちに違いがありますが、どの種類でも1か所に5-6輪の花がつきます。花摘みは、中心にある花、中心花とよばれる真ん中に咲いた花を残し、周りの花をひとつづつ落としていく作業です。すべて手で行います。仕事ながらも、花を楽しみながら仕事ができる、とてもいいシーズンです。

皆様に楽しんでお召し上がりいただけるよう、
これからもおいしいりんごをつくり続けます。

山幸農園
Email yamakoufarm6775@gmail.com
*日中は畑で作業をしており不在がちのため、メールでのお問合せが便利です。